413。

新年度、4月13日に突然リストラを言い渡されてからの転落人生。就活中。

閑話休題婚活パーティの思い出。

初めての婚活パーティが何か色々衝撃的だった話。


そもそもの始まりは時々行ってるマッサージ屋さんに、仕事探しだけやってたら気が滅入って来たので「何か面白いことないですか」と雑談を持ち掛けたところ、ご友人がとある婚活パーティに行った話をしてくれまして。
しかもその会場がお寺と聞いて面白そうだなと思ったわけです。
7月の出来事です。


女性の方は浴衣で来てくださいね、と案内に書いてあったのですが浴衣持ってない。
仕方ない洋服で行くか、と思いましたがもし女性参加者の皆様が殆ど浴衣だったら浮くのでレンタルすることにしました。
便利ですね、肌着だけ用意すれば後は全部貸してくれて着付けもしてくれます。
おまけに着た浴衣も後で貰えるんですが、帯も何も持ってないので逆に私は困りました笑



そして当日。
浴衣の着付けをしてもらって会場へ。
恐ろしい暑さに若干意識もうろうとしてたら結構女性の皆さん洋服でいらしてて。
え、こんな洋服率高いなら洋服で来たよ……て感じの蒸し暑さでした。
虫除けスプレーもしましたが蚊に刺されまくりでしたね。


その時点で結構意欲が落ちてるんですが、始まってからがまあ衝撃的でした。
男女30人ずつぐらい、60人が30人ずつ向かい合って座るんですが


事故物件



という単語がぐるぐると脳裏を巡る事故物件具合でした。
何だろう、会社とかで見たことない感じの面子が揃っているというか
容姿の美醜じゃなくて
とにかく
「あかん…これはあかんで…」と変な汗が出ました。


同時に、この事故物件と同等の価値しか私には無いのだな


という恐ろしいまでの絶望感に深い悲しみが襲ってきて、もう本気で帰りたいと思いましたが、いや、もしかしたら話したらいい人かもしれない、と己を奮い立たせてイベントがスタートしました。


1.よくある5分ごとに相手を変えて喋るやつ
これ、正直相手の記憶も残らないし、数をこなすのに必死というか
何か途中から接客の仕事してるのかな?て笑顔を張り付けて話題を探して時間を潰すノルマのようになっていました。
最初の方は会話を心掛けていましたが、次第に「五分間相手に喋らせ続ける」か「五分間ひたすら自分が喋る」で終わってた気がします。
もう本当に作業ですね。


2.散策イベント
お寺の境内に簡易な催し物をいくつか用意してくださいまして、それを相手を変えながら色々遊ぶというものでした。


暑い
暑さが痛い


駄目です7月。
15時頃の境内なんて危険です。
炙られる……と普段昼間に外出ない民なので意識朦朧としつつ
ふと周囲を眺めていたのですが、完全に一人行動の方が結構いらっしゃいました。
え、一応婚活イベントだよね?
そりゃ事故物件大集合だけど一応お金払ってるし(女性は4000円、男性は6000円だったかな?)
誰でもいいからとにかく会話しないと暑いだけだよ?
と思ったのですが
あまりの事故物件過ぎたのか、同性同士で仲良くお喋りしてる方が楽しいのもわかる…て感じでした。私もむしろ同世代の女性と話がしたい!って感じでした笑


3.最後のフリータイム
これもよくあるパターンなんでしょうか、
最後に気になる人と喋りましょう、15分で交代です、みたいな感じで
残念ながらここで既に限界を超えてまして
たぶんろくに話をせずにぼんやりと聞き流してた気がします。
初対面の人と話すのをひたすら繰り返すって結構しんどいですね。


4.カプ発表
最後に気になった人の番号を書いて、相互になったらカプ成立ですが


白紙投票


しちゃいました。
いや、うん、無理でした……


カプは4組成立したのかな?
そのあと主催さんが「折角カップルになったのに女性の方が連絡途絶えて、男性の方から
主催に相談連絡が有ります」て言ってて、うん、わかる、て思いました笑



感想:
初めての婚活パーティだったので凄く疲れました。
あと、ほんと、自分て事故物件なんだな……と落ち込みましたね。
もう一人でいいや…事故物件だしな…てどんどん後ろ向きになってヤバかったです。


参加する前は「カプ成立しなくても結婚に前向きな気持ちになるかな?」て思っていましたが、今はむしろ「もうこのまま一人でもいいかな?」て後ろ向きに前向きな気持ちになってしまいました笑